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脳活動計測・アイトラッキング技術を活用したVR開発
コラボレーション | エンターテイメント | 工業・製造業
株式会社理経は、HTC及び株式会社NeUと協業し、VR体験中の脳活動計測を軸としたコンテンツ開発を行っています。本開発にはHTC社が提供するHTC VIVEの高精度アイトラッキングシステムを用いたVR体験者の視線追跡も含まれます。
理経は防災訓練用VRコンテンツをはじめ、Unreal Engineを活用したノンゲーム分野でのVR開発を行っており、神戸市消防局や広島大学など多数の機関と共同でこれまで開発を行ってきました。
HTC及びNeUとの協業により、脳活動及び視線情報を合わせて分析することで、対象への興味・関心の有無を評価することが可能となっています。
<活用事例1>自動車内部のインテリア評価
自動車内部のインテリアの位置・形・色などをVR空間上で自由に切り替えることで、自動車用コックピットのHMI(Human Machine Interface)開発の検証作業を効率化することが可能です。生体情報の変化を読み取ることで、効率的・効果的なデザイン開発が可能となります。またモックアップを製作する必要がなくなるため、コストダウンが図れます。
<活用事例2>訓練コンテンツの効果検証
VR訓練コンテンツを作ったものの、実効性のある訓練になっているか定量化できない、という声は多く聞かれます。VR開発過程ならびに完成時に脳活動計測を取り込むことで、より効果的なコンテンツ開発を行うことが可能です。また脳活動の差異から、熟練者と初級者の思考の違いを分析するなど、多様な分析が可能となります。
<今後の展開>
HTCのVIVEシリーズやアイトラッキング技術、そしてNeUの脳活動計測技術を用いることで、VR空間の活用用途や可能性は更に拡がると考えています。