VIVEロケーションベース拡張ソフト
ロケーションベースのサービスやトレーニングに特化して開発された、新機能の詰まったVIVE Focus 3向け拡張ソフトウェアです。
お問い合わせ 動画を見る ›LBEモードにより、VIVE Focus 3では最大1000 m²(33 m × 30 m)のトラッキングエリア(テニスコート4枚分)をカバーできるようになります。サブミリ単位の精度と、自由に動き回れる滑らかな6DoFトラッキングを両立します。
小規模なVR体験スペースから、大規模なVRテーマパークに至るまで、さまざまな形やサイズのVR空間を指定できます。
さまざまな形の空間を生み出す
最大33 m × 30 mのトラッキングエリアを設定することができます。
VOとは、プレイエリアの設定が必要のないシンプルなトラッキング方式です。ヘッドセットを被った位置から6DoFトラッキングが行われるため、位置特定が必要のないVR体験を簡単に実装することができます。
LBEハイブリッドモードでは、VOモードとLBEモードをすぐに切り替えて利用できます。たとえば、準備エリアにいる段階でVOモードを使ってヘッドセットを被りオリエンテーションなどの準備をしたあと、設定済みの広いプレイエリアに入場してもらったところでLBEモードに切り替えて、本番のVRコンテンツを体験するといった運用がっ可能です。VRの事前準備と本番体験の移行をスムーズに切り替えられるので、時間や経費のコストカットにつながります。
シミュレーターVRモードは、車やトレーニングシミュレーター、アミューズメントパークのライドなどの、移動するVR環境に適した独自の6DoF VRソリューションです。VIVE Focus 3コントローラーまたはVIVEリストトラッカーを固定して利用し、3DoF環境を6DoF環境に変換するので、自然な動作を実現して酔いを軽減します。照明の暗い環境でもトラッキングできるため、シミュレーターVRモードは、狭い密室でのトレーニングや映画館のようなスペースでの利用にも適しています。
1つのHMDでルーム設定をしたマップを、複数のHMDと共有します。これにより、複数のプレイヤーが同じ物理およびバーチャル環境で連携したマルチユーザー環境を構築できます。個別のHMDのルーム設定が不要になるため、時間やリソースも節約できます。素早く簡単で、スケーリング可能な実装を実現する機能です。
マップシェアにより、すべてのHMDで同一のロケーション参照ポイントを持つことができます。ただし、各HMDのポーズをコンテンツサイドに割り当てるには、サードパーティのバックエンドサービスが必要です。
動画を見る ›グループ管理機能を使うと、イントラネットWi-Fi経由で、さまざまなマップを大量のヘッドセットへと簡単に割り当てられます。
ArUcoコードはQRコードに似ており、リアルタイムでHMDに固有のIDポイントや位置情報を提供するビジュアルマーカーです。ArUcoコードでトラッキングポイントを増やすことで、位置のズレを低減できます。また、実際に存在するオブジェクトをバーチャル空間のアセットと一致させて没入感を高めるためのマーカーとしても利用できます。
ArUcoマーカーにより、VIVE Focus 3は、追加の入力やセットアップ作業なしでリアルタイムの位置データを提供、共有できます。マーカーベースロケーションシェアの活用で、特定の場所で複数のHMDをキャリブレーションする、といった煩雑な作業が不要になるため、運用が効率よくなります。
動画を見る ›VIVEロケーションベース拡張ソフトの性能を最大限に生かせるように、専用のチームがマップ構築時にサポートします。3Dモデルとテクスチャデザインをサポートチームに送信してください。私たちが、トラッキングのリスク評価や、環境セットアップをより良くするための提案を提供します。
VIVEロケーションベース拡張ソフトをカスタマイズしたり、用途に応じた機能を適用したりできます。お客様のご要望に合わせて、オプションのご提案を提供します。
“VIVEのLBEモードと無線で使えるVIVE Focus 3は、我々の作るアリーナに対応した、本当に自由に動けるソリューションです…我々はこの機能を取り入れてリリースしましたが、業界からの反響は抜群でした。さらに、VIVEのマップシェア機能によるマップ管理は、お客様がすぐにゲームプレイに参加できるようにするために役立っています。スループットの向上は、オペレーターのROIを向上させる鍵となっています。”
Phenomena CEO、Awane Jones氏
“VIVE Focus 3にアップグレードしたことで、PCレンダリングコンテンツをワイヤレスでストリーミングできるようになり、かさばる PCバックパックの管理が不要になるだけでなく、映像体験を向上できました。各ヘッドセットを1つのオペレーティングシステムでプロビジョニング、管理することで、オペレーターとプレイヤーの両面での複雑さが解消されて、運用コストを大幅に削減することができました。“
Zero Latency CTO、Scott Vandonkelaar氏
VR対応PCならではの高精細コンテンツを、USBまたはWi-Fi経由で楽しむことができます。
*VRヘッドセット対応については、各コンテンツページよりご確認ください
VIVEのハンドトラッキングは、オールインワン(AIO)の単体利用とPC-VR接続に対応しました。OpenXR Skeletal InputとOpenXR Hand Tracking APIをご利用ください。**
**ハンドトラッキングを利用するには、対応のアプリケーションが必要です
VIVE Focus 3向けに新たに開発されたVRトラッカーは今までのVRコントローラーより軽く、汎用性の高いものです。腕に付けるとハンドトラッキングがさらにパワーアップ。オブジェクトに付けることであらゆるモノをVR空間でトラッキングすることができます。