VIVEリストトラッカー
VIVE Focus 3向けに新たに開発された軽量のVRトラッカーです。腕に付けるとハンドトラッキングがさらにパワーアップ。オブジェクトに付ければ、さまざまな物をVR空間でトラッキングすることができます。
VIVE Focus 3向けに新たに開発された軽量のVRトラッカーです。腕に付けるとハンドトラッキングがさらにパワーアップ。オブジェクトに付ければ、さまざまな物をVR空間でトラッキングすることができます。
トラッカーを手首に着けると、ソフトウェアがトラッカーの動作軌道を予測し、短時間ならトラッカーがカメラの視界から消えても予測を続けます。これにより、手がカメラの視界外に出たり障害物に遮られたりしても、手の位置を予測することが可能です。
VIVEリストトラッカーには、VIVE Focus 3コントローラーと同じトラッキングテクノロジーが使われています。VIVE Focus 3のトラッキングカメラはLEDを感知し、6DoFのインサイドアウト方式によって正確にトラッキングします。VIVEリストトラッカーをオブジェクトに実際に取り付ければ、そのオブジェクトを6DoFで簡単にトラッキングすることもできるのです。
ドライバーやメスといった小さなオブジェクトをトラッキングするには、小型の3DoFセンサーをオブジェクトに取り付けます。VIVEリストトラッカーは、3DoFセンサーからの回転データと、リストトラッカー自身の位置データを組み合わせて、手持ちオブジェクトもトラッキングでき、完全な6DoFを実現します。
リストトラッカーを着けることでFocus 3は手から肘までをトラッキングできるようになり、ハンズフリーでトラッキングの利便性が向上するとともに、アバター上半身の動きがより自然になります。これは特定のIKソルバとの統合により可能になります。
高周波IMUデータと高度な運動学モデルによってリストトラッカーの動作軌道が予測され、短時間ならリストトラッカーがカメラの視界から消えても予測を続けます。
VIVEリストトラッカーとVIVE Focus 3コントローラーを比較すると、サイズは85%小さく、重量は63gと50%軽いです。連続使用は最大で4時間可能で、バッテリー残量がLEDで表示されます。充電はUSB-C経由で行います。
VIVE Waveは、オープンインターフェースを備えたサードパーティー向けのXR用ランタイムおよびツールセットです。モバイルXRコンテンツ開発と高性能デバイスへの最適化を簡単に行えます。コンテンツ開発者は、Wave SDKでVIVEリストトラッカーによるポーズやボタンのイベントを取得することもできます。
VIVE Waveはこちら ›VIVEリストトラッカーによる高度なハンドトラッキングは、ハンドトラッキングを使用する多くのPC-VRコンテンツとの互換性があります。また、PC-VRストリーミングアプリケーションである「VIVE Business ストリーミング」にネイティブで対応。ハンドトラッキング機能は、OpenVR Skeletal InputとOpenXR Hand Tracking APIに対応したPC-VRアプリケーションで動作します。*
詳細 ›CADファイルをダウンロードして、プロジェクトに合わせたVIVEリストトラッカー用のマウントを設計、作成することができます。
ダウンロードする ›トラッキング | VIVE Focus 3のみ対応 |
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ステータス表示 | LED |
入力 | 電源ボタン、アプリボタン、USB Type-Cコネクター |
充電方法 | USB-C |
アタッチメント | ベルト、幅:22mm(+/- 0.2mm) |
重量 | 63g(+/- 5g) |
サイズ | 87 × 59 × 45 mm(+/- 1mm) |
自動ペアリング | 対応 |
バッテリー駆動時間 | 最大4時間** |
* コンテンツの互換性がある必要があります。
** バッテリーの持ちに関しては異なる場合があります。バッテリー駆動時間と充電サイクルは使用状況によって異なります。